2005



すると添田さんが帰ってきたので彼女も

『高田くんじゃあね~』

と手を振りながら帰っていった



自分はしばらくその場から動けなかった



家に帰ってからも彼女が頭から離れなかった

「名前ぐらい聞けばよかったな…」

と後悔しながら、翌朝登校したら席に着くなり添田さんが声を掛けてきた



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