再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~
『ごめん。変なこと言ってしまった。どうかしてるな、俺。でも、これからは…お前の体調は俺が管理してやる。愛莉の体は、医師として守る。愛莉の心は…1人の男として守っていきたい。俺は、そう思ってる』


『瑞…』


とても真っ直ぐな言葉に、心が動かされる。


『悪かったな、長い時間話してしまって。じゃあ、帰るから。疲れてるんだから、夜更かししないで早めに寝ろよ』


そう言って、瑞は、私の頭を優しくポンポンしてから部屋を出た。


なんだか…照れる。


それに「やきもち妬いた」って…


私、誰かにやきもち妬かれたの初めてかも知れない。


やきもちってワードが、こんなにもキュンキュンする言葉だとは思わなかったよ。


胸が…


ドキドキする。


私は、瑞に言われた通り、早めに寝る支度を済ませ、布団をかけて、ベッドに横たわった。


温かい。
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