再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~
官能的な一夜は終わりを迎えたけど、瑞は、いつまでも私を離さなかった。


裸のまま、包むように抱きしめられて…


私は、その腕にしっかりと守られてる気がした。


幼なじみだった頃のことを思い出すと、こんな美しい肉体に抱かれたことが、やっぱり恥ずかしかった。


だけど…


それも、払拭したかった。


子どもの頃の大事な思い出は、もちろん一生忘れない。


でも…


私はもう…


大人の女性なんだ。


自信はまだ持てないけど、それでも、瑞に愛されてることをちゃんと信じて飛び込もうと決めた。


瑞が私を愛してくれてる限りは…


このまま…


ずっと一緒にいたいと、心から思った。


『愛莉、俺と付き合ってくれ。絶対に離さないから。ずっと…2人で一緒にいたい』


『…うん。私、瑞の彼女になりたい』


『良かった…嬉しい。恋人同士なら、これからは本当に隠し事は無しにしよう。俺も、ちゃんと言う』
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