再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~
瑞、何か…あったの?


急に心配になる。


『この前、小川先生に…告白された』


えっ?


『もちろん、愛莉が好きだからって断った。だから何も気にするな。いいな』


『…そ、そうなんだ…小川先生に。う、うん、わかった。私は瑞を信じたい』


そっか、だからあんな電話があったんだ。


『ああ、信じて欲しい。これから先、何があっても俺を信じろ。俺は、お前だけを見てるから』


そう言って、瑞はまた…


私にキスをした。


小川先生のこと、少しは驚いたけど…


でも、もう周りに振り回されないようにするって、ちゃんと決めたから。


その日は、シャワーを浴びてから、朝まで同じベッドで一緒に眠った。


ねえ、瑞。


好きな人の横で眠るって、こんなに幸せなことなんだね。


私、初めて知ったよ。
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