再会は魔法のような時を刻む～イケメンドクターの溺愛診察～

優希は瑞と良く似て、母親が言うのも変だけど、長身でかなりのイケメンだ。


きっと、ガールフレンドもたくさんいるんだろう。


優しくて、穏やかなところも父親に似たみたいで、私は優希にも支えられてる。


『お母さん、誕生日おめでとう。これ、この前欲しいって言ってたアクセサリー。それと、お花』


誕生日には毎年プレゼントをくれる。


『うわぁ、可愛いお花。アクセサリーもすごく嬉しい。優希、ありがとう…でも、お母さん嬉しいけど、彼女のこと、大切にしてあげなさいね』


『それは…もちろんだけどさ。でも、お母さんがいるから、お父さんも僕も、毎日元気でいられるんだし。やっぱり感謝してる、本当にありがとう』


こういう優しいところ、瑞にそっくりだ。


泣けてしまうよ…


『…優希。お母さん、ますます頑張らなきゃね。いっつも優希とお父さんに支えてもらって、私は本当に、幸せだよ』