再会は魔法のような時を刻む～イケメンドクターの溺愛診察～

愛が降り注ぐ夜

私達は、次に、男湯、女湯に別れて温泉に入った。


温かいお風呂は、ポカポカしてすごく気持ち良くて。


一息ついていると、今日のことがいろいろ思い出された。


水着姿を見て、綺麗だ…なんて言われたけど、私は、綺麗タイプか可愛いタイプかで言ったら、きっと可愛いタイプの…


下の下の方。


なのに、最上級の褒め言葉をかけられて。


素直に受け入れろなんて、そんなのやっぱり無理だよ。


改めて冷静になって思うと、あれは嘘？冗談なの？って、疑ってしまう。


本当にもう…


こんな気持ちになったことないから、どうやって解決したらいいのかわからないよ。


恋愛マスターに恋の指南を受けたいし、最高によく当たる占い師に、恋愛について占ってもらいたい。


でも…


そんなことしても、肝心の自分の気持ちがこれじゃあ、結局、前には進めないよね。