離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
元カレは取引先秘書
「もう体調はいいんですか?副社長」

「おかげさまで…俺の居ない間、何か変わったコトはないか?」

「特には…あ…これは企画部から提出された来年度の催事の予定表です」

「あ…サンキュー」

四日振りの出社。
私のカラダは昨日一日でボロボロになったけど、雅樹さんの顔は何故か凄く晴れやかだった。

「何だか…高屋さんはお疲れのようですね…今度は高屋さんの方が倒れそうだな・・・気を付けて」

世良さんは心配そうに私を顔を見た。

「梓、コーヒー淹れてくれ」

「あ、はい…」

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