離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
その色気は反則だ…
雅樹side-
「最近、コーヒーの味が変わったな…世良」
「ん、あ・・・」
第二秘書の遊佐はランチに行って不在。
毎朝、彼女がコーヒーサーバーでコーヒーを作っていた。
「あ・・・彼女…最近、落ち込んでいるんです…長年連れ添った恋人を亡くしたから」
恋人?
遊佐に恋人が居たのか?初耳だな…
俺と彼女は副社長と秘書。秘書としての仕事をこなしてくれれば、それでいい。
でも、遊佐の元気の無さは俺も気にはなっていた。
「少し遊佐に興味が湧きました?」
「・・・別に…」
「ちなみに恋人は愛犬のコトです」
「世良お前にしては紛らわしいぞ…」
世良と俺は高校時代のバスケ部の後輩。
明るくチームのムードメーカーだった。
就職した会社が倒産し、路頭に迷っていた世良を拾い上げた。
「だから…少し気晴らしに美味しいホテルのディナーでもご馳走してあげたらどうですか?副社長」
「・・・そうだな」
遊佐にはずっとお世話になりっぱなし。
少し位は普段の労を労ってやらないと。
俺は世良の提案を快く受け入れて、遊佐をディナーに誘った。
「ん、あ・・・」
第二秘書の遊佐はランチに行って不在。
毎朝、彼女がコーヒーサーバーでコーヒーを作っていた。
「あ・・・彼女…最近、落ち込んでいるんです…長年連れ添った恋人を亡くしたから」
恋人?
遊佐に恋人が居たのか?初耳だな…
俺と彼女は副社長と秘書。秘書としての仕事をこなしてくれれば、それでいい。
でも、遊佐の元気の無さは俺も気にはなっていた。
「少し遊佐に興味が湧きました?」
「・・・別に…」
「ちなみに恋人は愛犬のコトです」
「世良お前にしては紛らわしいぞ…」
世良と俺は高校時代のバスケ部の後輩。
明るくチームのムードメーカーだった。
就職した会社が倒産し、路頭に迷っていた世良を拾い上げた。
「だから…少し気晴らしに美味しいホテルのディナーでもご馳走してあげたらどうですか?副社長」
「・・・そうだな」
遊佐にはずっとお世話になりっぱなし。
少し位は普段の労を労ってやらないと。
俺は世良の提案を快く受け入れて、遊佐をディナーに誘った。