離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
こんにちは…赤ちゃん
年が明け、私と雅樹さんは初めての正月を迎える。
正月と言っても、『高屋エルネ』が元日から営業。
各店舗の店頭にはお得な福袋が並んだ。
仕事始めから雅樹さんは各店舗の売り上げの数字を眺め、渋い表情を浮かべていた。
「やはり…消費税の増税が影響してますね…副社長」
「それだけじゃないな…」
雅樹さんは少し苛立ったように報告書をポンとデスクに投げ出した。
「社長室に行って来る」
雅樹さんはリクライニングチェアから腰を上げて報告書を再び手にして社長室に行った。
残された私と世良さんの間に暗い雰囲気が漂う。
「やっぱり…副社長の苛立ってる理由は唯一つ…『高屋エルネ』の売り上げが思った以上に伸びてなかったのが原因だ」
「私的にはまずまずだと思うけど…」
「副社長の目標数字が高すぎるんだよ…」
正月と言っても、『高屋エルネ』が元日から営業。
各店舗の店頭にはお得な福袋が並んだ。
仕事始めから雅樹さんは各店舗の売り上げの数字を眺め、渋い表情を浮かべていた。
「やはり…消費税の増税が影響してますね…副社長」
「それだけじゃないな…」
雅樹さんは少し苛立ったように報告書をポンとデスクに投げ出した。
「社長室に行って来る」
雅樹さんはリクライニングチェアから腰を上げて報告書を再び手にして社長室に行った。
残された私と世良さんの間に暗い雰囲気が漂う。
「やっぱり…副社長の苛立ってる理由は唯一つ…『高屋エルネ』の売り上げが思った以上に伸びてなかったのが原因だ」
「私的にはまずまずだと思うけど…」
「副社長の目標数字が高すぎるんだよ…」