離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
鍋パーティー
「お邪魔します」
「どうぞどうぞ…」
私は雅樹さんと一緒にレジデンスの三階の高崎社長夫妻の部屋にお邪魔した。
二人の間は授かり婚で去年の七月に男児が誕生。
今は丁度六か月の可愛い盛り。
「息子の実来斗(ミクト)だ」
高崎社長が愛息を抱っこして私達に紹介してくれた。
「おーい、峻斗…鍋が沸騰してるぞ」
「じゃ先に具材を入れてくれ。浩明」
二人の部屋には神戸さんもお邪魔していた。
「そうだ・・・これ差し入れのワイン」
雅樹さんが高崎社長に渡した。
「サンキュー…おーい、万葉…高屋副社長からの差し入れだ…」
「今、材料切ってるから手、離せない…」
「分かった分かった…」
高崎社長はキッチンに立つ奥様の万葉(マヨ)に代わり、冷蔵庫の中に私達のワインボトルを押し込んだ。
ダイニングテーブルの上にはカセットコンロと土鍋が用意されていた。既に土鍋の中の出汁は沸騰していて、神戸さんが鍋の具材を投入していた。
「何かお手伝いしましょうか?」
私は神戸さんに声を掛けた。
「客人は何もしなくてもいいよ。それに君は身重だろ?椅子に座っていればいい」
「まぁいいじゃないか…お鍋は神戸先輩に任せます」
「どうぞどうぞ…」
私は雅樹さんと一緒にレジデンスの三階の高崎社長夫妻の部屋にお邪魔した。
二人の間は授かり婚で去年の七月に男児が誕生。
今は丁度六か月の可愛い盛り。
「息子の実来斗(ミクト)だ」
高崎社長が愛息を抱っこして私達に紹介してくれた。
「おーい、峻斗…鍋が沸騰してるぞ」
「じゃ先に具材を入れてくれ。浩明」
二人の部屋には神戸さんもお邪魔していた。
「そうだ・・・これ差し入れのワイン」
雅樹さんが高崎社長に渡した。
「サンキュー…おーい、万葉…高屋副社長からの差し入れだ…」
「今、材料切ってるから手、離せない…」
「分かった分かった…」
高崎社長はキッチンに立つ奥様の万葉(マヨ)に代わり、冷蔵庫の中に私達のワインボトルを押し込んだ。
ダイニングテーブルの上にはカセットコンロと土鍋が用意されていた。既に土鍋の中の出汁は沸騰していて、神戸さんが鍋の具材を投入していた。
「何かお手伝いしましょうか?」
私は神戸さんに声を掛けた。
「客人は何もしなくてもいいよ。それに君は身重だろ?椅子に座っていればいい」
「まぁいいじゃないか…お鍋は神戸先輩に任せます」