離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
「順調で何よりだな…」
「そうだ・・・まだ・・・正式には社内でも発表してないんだけど…俺…夏には社長辞任するんだ。高屋副社長」
「えっ?どうして?」
「どうしてって…俺は両親の離婚の際に母方について渡米した身。向こうで弁護士をしていた。それが俺の天職だと思ってる」
「じゃ『帝商フーズ』がどうなるんですか?」
「どうなるって…浩明が継ぐ。なぁー、浩明」
「まぁ…」
「だから…秘書に就いて、社長の仕事を引き継いでいたのか?」
「まぁ、そう言う所だ。でも、秘書の仕事は一端退く、三月にオープンする『高屋』本店の『セボン』の二号店の店長を務め、今度が売り場の仕事を経験してみようかと考えてる」
「本店に来るのか?」
「その時はよろしく頼むぞ。高屋」
「だから、そう言うコトで…そこにある実来斗の使い古しでいいなら、バウンサーとかあげるぞ」
「持って行かないのか?」
「荷物になるし…向こうで新しいのを買い直す」
「じゃ、高崎社長はアメリカに永住するんですか?」
「そのつもりだ…元々そのつもりで…実来斗をアメリカの病院で出産させた…」
「へぇー…万葉さんは英語とか大丈夫ですか?」
「まぁ何とか…」
「そう謙遜するな…お前の英語力なら大丈夫さ…」
「神戸さん…」
「彼女は元々俺の下に付いていた優秀な部下なんだ…」
「そうだ・・・まだ・・・正式には社内でも発表してないんだけど…俺…夏には社長辞任するんだ。高屋副社長」
「えっ?どうして?」
「どうしてって…俺は両親の離婚の際に母方について渡米した身。向こうで弁護士をしていた。それが俺の天職だと思ってる」
「じゃ『帝商フーズ』がどうなるんですか?」
「どうなるって…浩明が継ぐ。なぁー、浩明」
「まぁ…」
「だから…秘書に就いて、社長の仕事を引き継いでいたのか?」
「まぁ、そう言う所だ。でも、秘書の仕事は一端退く、三月にオープンする『高屋』本店の『セボン』の二号店の店長を務め、今度が売り場の仕事を経験してみようかと考えてる」
「本店に来るのか?」
「その時はよろしく頼むぞ。高屋」
「だから、そう言うコトで…そこにある実来斗の使い古しでいいなら、バウンサーとかあげるぞ」
「持って行かないのか?」
「荷物になるし…向こうで新しいのを買い直す」
「じゃ、高崎社長はアメリカに永住するんですか?」
「そのつもりだ…元々そのつもりで…実来斗をアメリカの病院で出産させた…」
「へぇー…万葉さんは英語とか大丈夫ですか?」
「まぁ何とか…」
「そう謙遜するな…お前の英語力なら大丈夫さ…」
「神戸さん…」
「彼女は元々俺の下に付いていた優秀な部下なんだ…」