離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
二人目妊娠
―――ダメだ。私…

カレンダーを眺め、盛大な溜息を吐く。
このカラダの怠さ、微熱、この吐き気…妊娠の初期症状だ。
何だろう…雅を妊娠した時よりも辛い。

「どうしたの?ママ」

「あ…別に…パパは??」

パパと二人でお昼寝していた雅が先に起きて、キッチンに来た。

「まだねてる・・・きょうのごはんはなに?」

「あ・・・お寿司頼もうか?」

「おすし??やったー!!おすしだ。おすし」


お寿司大好きな雅は無邪気に万歳して喜んだ。

「パパおこしてくる!!」

「あ、お願い…」



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