離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
「でも・・・俺はまだまだ・・・雅の為、産まれて来る子供の為に生きないとな・・・」
雅樹さんの大きな手はまだぺったんこの私のお腹に優しく触れる。
その手はとても温かい。
「お腹の赤ちゃんが俺を救ってくれたのかもな…」
「雅樹さん…」
「昔の俺にもう戻れない。過去をどんなに悔やんでも…仕方がない。障害も一つ個性だと思って、今の自分とつきあっていくしかない」
「貴方はやっぱり…凄い人。どんな山でも越えてしまう人なのね…」
「梓…君の方が凄いと思うよ…こんな俺でも愛してくれる・・・本当に君は懐の広い女性だ」
「雅樹さんってば…」
――――この人は誰よりも美しい花を咲かせる人。
このままずっと…彼を愛し続けていきたい。
(TRUEEND完)
雅樹さんの大きな手はまだぺったんこの私のお腹に優しく触れる。
その手はとても温かい。
「お腹の赤ちゃんが俺を救ってくれたのかもな…」
「雅樹さん…」
「昔の俺にもう戻れない。過去をどんなに悔やんでも…仕方がない。障害も一つ個性だと思って、今の自分とつきあっていくしかない」
「貴方はやっぱり…凄い人。どんな山でも越えてしまう人なのね…」
「梓…君の方が凄いと思うよ…こんな俺でも愛してくれる・・・本当に君は懐の広い女性だ」
「雅樹さんってば…」
――――この人は誰よりも美しい花を咲かせる人。
このままずっと…彼を愛し続けていきたい。
(TRUEEND完)