離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
「オレンジジュースの入ったグラス持って走ったら、零れるぞ…梓」
私は足を止めてオレンジジュースを飲む。
「カンパイもせずに飲むのか?」
「あ…私としたコトが…すいません。先に飲んでしまいました」
零れると言われたもんだから何も考えず慌てて飲んでしまった。
「別にいいけど…」
「…それよりも私がグラスにワインを注ぎますので、グラスを持って下さい」
私はボトルに手を伸ばそうとすると
「君が飲まないなら、このままでいい」と言い捨て
雅樹さんは私のグラスにワインボトルを軽くあててカンパイの真似をして、ワインをラッパ飲みした。
「そのワイン…高いんでしょ?もっと味わって飲まないと…」
私は木製のテーブルにグラスを置いた。
すると雅樹さんは徐に私に近づき、ワインを口に含んで、そのままキスを落として来た。
「んんっ…」
彼の口移しで飲まされて白ワイン。
甘めの芳醇な香りが漂う液体が私の喉に流し込まれていく。
でも、そのほとんどが唇の端から滴り落ちて、ニットの首許を濡らした。
私は足を止めてオレンジジュースを飲む。
「カンパイもせずに飲むのか?」
「あ…私としたコトが…すいません。先に飲んでしまいました」
零れると言われたもんだから何も考えず慌てて飲んでしまった。
「別にいいけど…」
「…それよりも私がグラスにワインを注ぎますので、グラスを持って下さい」
私はボトルに手を伸ばそうとすると
「君が飲まないなら、このままでいい」と言い捨て
雅樹さんは私のグラスにワインボトルを軽くあててカンパイの真似をして、ワインをラッパ飲みした。
「そのワイン…高いんでしょ?もっと味わって飲まないと…」
私は木製のテーブルにグラスを置いた。
すると雅樹さんは徐に私に近づき、ワインを口に含んで、そのままキスを落として来た。
「んんっ…」
彼の口移しで飲まされて白ワイン。
甘めの芳醇な香りが漂う液体が私の喉に流し込まれていく。
でも、そのほとんどが唇の端から滴り落ちて、ニットの首許を濡らした。