離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
彼はタブレットを硝子のローテーブルにそっと置き、私の肩を抱いて、乾いたばかりの長い後ろ髪に顔を埋めて来た。
「シャンプーの香りもフローラル系だな…梓の全身が花の香りで包まれてるよ」
「ま、雅樹さん…」
「君は本当にあの夜のコト憶えてないのか?」
「…はい・・・」
「じゃ今夜が初めての夜になるんだな・・・」
「でも・・・私達は…」
雅樹さんの動きが止まった。
「…雅樹さん?」
「・・・俺がどうかしてた…ゴメン…」
雅樹さんは私からスーッと離れていく。
「寝よっか…」
「あ・・・はい」
仕事のトラブルで頭が一杯なのか、そのまま私達は何もせず、キングサイズのダブルベットで就寝した。
「シャンプーの香りもフローラル系だな…梓の全身が花の香りで包まれてるよ」
「ま、雅樹さん…」
「君は本当にあの夜のコト憶えてないのか?」
「…はい・・・」
「じゃ今夜が初めての夜になるんだな・・・」
「でも・・・私達は…」
雅樹さんの動きが止まった。
「…雅樹さん?」
「・・・俺がどうかしてた…ゴメン…」
雅樹さんは私からスーッと離れていく。
「寝よっか…」
「あ・・・はい」
仕事のトラブルで頭が一杯なのか、そのまま私達は何もせず、キングサイズのダブルベットで就寝した。