離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
俺は辰希さんのお勧めの神戸のバック販売の会社のアドレスと代表者の連絡先を訊いた。
そして、早速その場でブリーフケースからタブレットを取り出して会社のHPを見る。
「倉敷帆布とレザーと言う違うベースの組み合わせとかデザインはシンプルだけど…船の帆として使用されていた布だ。通気性もいいし、丈夫だ。
長く使える…」
辰希さんは俺に熱心に語った。
「貸してくれ」
俺は辰希さんにタブレットを貸した。すると商品ページを開き、色んな種類のバックを見せ、プレゼンを始めた。
「あの…」
俺達が二人でタブレットを見ていると梓が戻って来た。
「何してるの?辰希さん」
「あ…高屋副社長に俺の勧める会社を教えてやってんだよ…」
「さっきまでは教えないって言ってたクセに…」
梓はムスッとした顔で椅子に腰を下ろした。
「気が変わったんだ…」
「辰希さんって本当に気まぐれなんだから…」
梓は頬を膨らました。
「そんな顔見せてると高屋副社長に嫌われるぞ…」
「梓は辰希さんに対しても…気を許してますね…」
「・・・じゃ俺に梓を返してくれるか?」
「それは無理です…梓は俺の妻ですから…」
一年先は分からないけど、今は俺の妻。
「私の居ない間…二人して何を話していたの?」
「梓の昔話だ…」
「私の昔話?辰希さん…雅樹さんに変な言ってないですか?」
そして、早速その場でブリーフケースからタブレットを取り出して会社のHPを見る。
「倉敷帆布とレザーと言う違うベースの組み合わせとかデザインはシンプルだけど…船の帆として使用されていた布だ。通気性もいいし、丈夫だ。
長く使える…」
辰希さんは俺に熱心に語った。
「貸してくれ」
俺は辰希さんにタブレットを貸した。すると商品ページを開き、色んな種類のバックを見せ、プレゼンを始めた。
「あの…」
俺達が二人でタブレットを見ていると梓が戻って来た。
「何してるの?辰希さん」
「あ…高屋副社長に俺の勧める会社を教えてやってんだよ…」
「さっきまでは教えないって言ってたクセに…」
梓はムスッとした顔で椅子に腰を下ろした。
「気が変わったんだ…」
「辰希さんって本当に気まぐれなんだから…」
梓は頬を膨らました。
「そんな顔見せてると高屋副社長に嫌われるぞ…」
「梓は辰希さんに対しても…気を許してますね…」
「・・・じゃ俺に梓を返してくれるか?」
「それは無理です…梓は俺の妻ですから…」
一年先は分からないけど、今は俺の妻。
「私の居ない間…二人して何を話していたの?」
「梓の昔話だ…」
「私の昔話?辰希さん…雅樹さんに変な言ってないですか?」