恋の日記
え…タカ…気付いてた…

「………………」

黙りこくるしかない…返す言葉がない…

「あのな、お前が俺のことお見通しと同じように、俺もお前のコトぐらいわかるよ。どしたん?」

言うか…言わないか…

「…えと…」

「言いたくないんだろ?いいよ、別に。でも相談には乗るから。で、女絡みだったら俺に任せろな?」

言わない…まだ言わない…
タカには…まだ言いたくない…

「あぁ、あんた学校中の女知っていそうだねー(笑)」

「そうそう!っておい、全員はさすがに知らないぜぇ、俺も。」

「んじゃ、ほら体育行くぞ」

「うん!」

わたしたちは体育のクラスに向かっていった…

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