恋の日記
あー…毎日6時間目に行くのが苦痛になってきている…

クラスの何人かは友達だし…生徒同士の人間関係はなんとか上手くいってるけど。

霧沢のせいで楽園が崩れ落ちていく!

怒りがたまんなくなった。

「あっ。エリじゃーん!」

話しかけてきたのはタカ。

「おー…」
無愛想な面でわたしは答えた。

「もしかしてご機嫌ななめ??」

「うぃ…」

「どうしたの??」

「霧沢…ムカつく…」

タカはすぐわたしが何を言おうとしてるかよ~くわかってくれた。

「俺も!つーかアイツって好き嫌い激しいって知ってるかー?」

そういえばそんな噂もあったっけ。
真面目な人は好き。態度が少しでも悪い人はたとえどんなに頭が良くても嫌われる。

タカがまた話した

「俺とユキとお前なんて嫌われトップ3だぜ!」

「すっげぇムカつくんだけど!!」

「おぅ…だから…」
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