黙って俺に守られてろ~クールな彼は過剰な庇護欲を隠しきれない~
「ようやく伊尾が、美緒ちゃんを好きだって認めたか」
「長かったよなぁ。くっつくまで何年かかったっけ?」
「初登庁の日に佐原が公開告白してからだから、もう二年か」
なにそのみんなの反応は!
こうなることを予想していたようなみんなの口ぶりに、私は目をむく。
「俺はもう少しこじらせて遠回りするかと思ってたんだけどなぁ」
「二年で伊尾がほだされてくっつくにかけてた奴いたっけ?」
「どうだったかな。あとで調べてみないと」
いつの間にか私の恋愛事情が賭けの対象になっていたらしい。
あとでしっかり文句を言わないと。
まわりがそんなやりとりをしている間も、伊尾さんは私を抱きしめ続けていた。
「ちょ、ちょっと伊尾さん……っ。そろそろ放してください……!」
みんなが見ている前で抱きしめられ、恥ずかしさも限界だ。
「長かったよなぁ。くっつくまで何年かかったっけ?」
「初登庁の日に佐原が公開告白してからだから、もう二年か」
なにそのみんなの反応は!
こうなることを予想していたようなみんなの口ぶりに、私は目をむく。
「俺はもう少しこじらせて遠回りするかと思ってたんだけどなぁ」
「二年で伊尾がほだされてくっつくにかけてた奴いたっけ?」
「どうだったかな。あとで調べてみないと」
いつの間にか私の恋愛事情が賭けの対象になっていたらしい。
あとでしっかり文句を言わないと。
まわりがそんなやりとりをしている間も、伊尾さんは私を抱きしめ続けていた。
「ちょ、ちょっと伊尾さん……っ。そろそろ放してください……!」
みんなが見ている前で抱きしめられ、恥ずかしさも限界だ。