ドSなご主人様の溺愛が甘過ぎる!!
 っていうか、一応令嬢だけど、別に普通の家に住んでるし、お金の無駄遣いとかはしていないつもりだ。人にも親切にするように心がけているし。 
 


「母さん、出てって。」

 ポカンとしている蓮くんのお母様。

「あ、あの、不愉快にさせてしまったのなら、申し訳ありません!」

 座っていたソファから立ち上がり、ペコペコと頭をさげる。

「いいえ。私こそごめんなさいね。」

 優しい声色を見せてくれた。
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