最強女総長の真実
自動ドアが開く音が聞こえ、扉のほうを見ると、晶と旬がいた
『きゃあああああああ!!!』
2人が教室に入ってくると女子生徒何人かが悲鳴をあげ、2人はそれを気にせず私に近付いてきた
「ん?おい涙、そこ俺の席だぞ!!」
どうやら窓際の1番後ろの席は晶の席だったらしい
窓際から2列後ろ4個は空いていたからどれか分からなかった
「私ここがいい」
「...ちっ、仕方ねえな」
私がそう言うと、晶は潔く諦めてくれて、私の斜め前の席に座った
私の前は旬の席らしい
「涙、蓮さんたちと仲良いのって本当なのね」
「ね!いつから仲良いの?!」