1線超えたお兄ちゃんとの恋物語
入院期間の1週間の間、奏くんは病院には行かしてくれなかった。
会ったら我慢できなくなるって。
私は会いたいって気持ちが我慢できないよ……
ううっ……会いたいっ……
私はあと一日の日、とうとう我慢できなくなって奏くんの病室に向かった。
中をのぞくと蘭さんと一緒にいた!
───ここは只今浮気現場です───
と聞こえそうなくらい私はショックで。
私はその場で泣いた。
いつまでそこにいたんだろう。
蘭さんがこっちに向かって歩いてきた。
「私の方が有利だよね?うじうじしてたら私がもらうから。」
って言って帰っていった。
私は奏くんに会う元気がなく、その日は家に帰った。