1線超えたお兄ちゃんとの恋物語

〈side 凛〉
私は店から出てLINEで教えてもらった集合場所に向かう。

柚太くんいるかな?

中庭についたら先に柚太くんが待っていた。


「ごめん、待たせて。」


「大丈夫だよ。あのさ、俺……」


「うん……」


「凛ちゃんのこと友達としか見れない。ごめん……」


「っ……そ、うだよね。」


私は涙が出た。
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