1線超えたお兄ちゃんとの恋物語

〈side 柚太〉


「っ……そ、うだよね。」


「……俺さ、俳優になりたいんだよね。どうだった?俺の演技。」


「……っ、え?」


まだ俺の言っていることが分かってないみたい。


「俺は、凛ちゃんのことが好きだよ。さっきのは嘘だった。」


「え、え~?!じゃ、じゃあさ、付き合いたいです……」


顔真っ赤にさせて可愛い。


「いいよ。」


「やった~!」


可愛いなぁ~。

でもスカート短すぎるし、胸のところは大胆だし。

どうしてこんなの着させたの~!

気づいたら俺は凛ちゃんを抱きしめていた。
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