1線超えたお兄ちゃんとの恋物語
そしていっぱいLINEをしていくうちに好きになった……的な。
いつの間にか奏汰からは吹っ切れていて、晴輝の方になっていた。
……好きすぎる。
重症かも。
それが萌乃のキスした人、酷く言うなら浮気相手だと知った日はびっくりした。
まあ萌乃も嫉妬させたくてやったらしいけど。
「晴輝~。」
「あっ、萌乃!と蘭……。どうしたの?2人とも。」
「何かさ蓮の堕とし方が分からないの。」
そういった萌乃。
「あ~蓮ね。う~ん……誤解を解いた方がいいんじゃない?やっぱ。」
「だよね~。」
「俺もついてこっか?」
多分……誤解を解きに行くときだと思う。
「うん……、ついてくれてきた方が安心する!」
「じゃあ行くか。」
と晴輝は今日行く気満々。
「えぇ!今日!」
と萌乃は驚いているよう。
「今日しか俺空いてねーもん。」
「……じゃあ行く。」
と萌乃が言ったときに視線が来た。
……晴輝だ。
「蘭はどうするの?」
う~ん、私関係ないから行かなくていっか。
「私は行かない。2人で頑張って~。」
と2人を見送った。