―――ファッション―――
ボン・クレイブさんは、ニコッと笑うと、『―――良い事だね・・・』と言いだした。凛は一緒に居る事を楽しみたくて、直哉と凛はバッカプルと呼ばれる始末で、彼等は幸せを嚙みしめていた。小野恵ちゃんと七川颯太を応援しており、彼女は一緒に過ごしている時があるし、とても嬉しい。新しい年になり、もう直ぐハロウィンの時期が来る。今年も、いつもの通りに、ケーキと仮装行列をする事にした―――。ハロウィンパーティーは行列になり、家に行って、『トリック・ア・トリート!!!』と叫んだ。それから、御家の人がお菓子を一杯くれるという、大きな子供の行事だ。
家では、南瓜を食べる事になり、スープを作る事にしたようだ。南瓜大好き人間が、喜んでいる。ハロウィンパーティーは来週であり、直哉と凛はニコッと笑った。大好きなお菓子をあげるから。
子供達には、楽しみにしていて欲しい。直哉は南瓜が大の好みであり、日本にいた時も、食べていた。直哉の両親は今、イタリアにおり、一人暮らしは危ないから、一緒に行こうと思ったが、凛と一緒に行きたいと言い出し、くっついてきた。居候はとても迷惑が掛かるが、家事はメイドさんに頼んでいるので、そこまで、大変ではない。メイドさんに感謝せねばならない。メイドさんからの、義理のチョコレートも貰っており、家族大の仲良しであった。団欒とか、仲良しとか、家族には必要である。凛と直哉は勉強をしており、ボン・クレイブさんは、とある服をプレゼントしてくださった。それは、夏用の赤いコートで、半袖のコートであった。此の深紅のコートは余り着たことなく、とてもずっと着たかった。ボン・クレイブさんに、『ーーーありがとう!!!』と言う。
このリボン付きのコート、高くて買えないと思っていたの。本当に、ありがとうございます!!!

―――この服・・・可愛いし・・・

ずっと・・・欲しかったの―――。

ありがとう、ございます。

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