―――ファッション―――
『佐々木由香はレイプされたり、その影響で意地悪をされたり、何度もレイプされていた。大人からもレイプされており、とてもじゃないけれど、変人扱いされるようになってしまった―――。好きな人からも避けられるし、友達からも避けられるし、絶望的な気持ちになってしまった―――。あれから、彼女は変な人扱いされながら、高校に通うようになり、吹奏楽部でクラリネットを吹いていた。中学生の時から、クラリネットを吹いており、クラリネットが一番の救いであり、一番上手だと言われていた。吹奏楽部だけが、救いだった。高校生の時にも、性的が目当てで、付き合いを求める人がおり、更に、からかわれてしまい、その人をどぶに落としてしまった。勿論、親には謝ったが、今では、縁を切られていた。携帯にも悪がきをしてしまった事もあり、真面な人生を送る事が出来なかった。レイプされる前は、普通の人間だった。男の子から、お腹を見せろと言われ、『―――嫌・・・』とはっきりと断った。だけど、ストーカー行為の様に、追いかけてくるし、怖かった。だから、最近、学んだ。男の人には気を付けろと―――。由香は警察の拳銃も空砲で撃ったことがある。それは病気の所為で、憎い人を撃ち殺そうとした、そう思われていた―――。警察官にも吃驚されてしまい、自分でも吃驚してしまった。病気になった途端、両親と親戚の態度が変わり、虐められるようになってしまった。警察の御じい様に折にもいれられた事もあり、色々と、学ぶ事もあった。その為、自分が好きだと思っていた人から、嫌われているのかと、思っていた。今、自分は医者に掛かり、治ってきたが、今迄、素直になる事が出来ず、ショックだった―――。
良い子に育ちたい、そう思っていた。だから、小さい頃は、弄っていたのは、良い事をしてあげよう。そう思いで、色々な事をしてしまった。良い人になりたくて、自分を良く見せたかった。病気はまだ治ってないが、それでも、ちゃんと生きて行こう―――今なら、そう思える筈だ―――。』
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