―――ファッション―――
奨学金を貰い、ちゃんとした、アパレル事業をやりたい。昔から、そうの願いがあり、此処の高校に来た。此処の高校は、食堂が二つあり、いつもお弁当屋ら、パスタ、ラーメンを食べている。ラーメンは豚骨であり、ボンゴレも美味しい。奨学金を貰うには、優秀でなければならない―――。
だけど、凛の実力では、難しい、そう言われていた。彼女はずっと、正樹が好きで在り、この間、初めての御見合いであり、緊張していた。彼はとても良い人で、同じくアパレルを目指していた。
彼も同じ高校に通っており、色々、アパレルの勉強をしていた。アパレル関係の仕事は、自分達にとって、素晴らしい仕事である。今、彼に洋服を買って貰い、一緒にショッピングモールにいた。
其処には、マリンスカートがあり、マキシスカートもあり、色々な、スカートを探していた。彼女はマキシスカートが好きで、茶色のスカートを穿いてみたい、そう言っていた。デザインが重要で、彼女の絵では、どれも厳しいものだった。彼女は買って貰い、母親からの、ワンピースを着ていた。彼女は今、夏用のブーツを考えており、その絵を一生懸命にデザインしていた―――。入学当初は下手くそだったが、綺麗にデザイン画が出来るようになっていた。今、デートをしており、凛は燥いでいた。
『―――この服・・・私に・・・似合うかな?私・・・滅多に、こんな派手の服、買わないんだけど―――。』
『大丈夫だよ!!!俺が・・・見立てているんだからーーー。』
其の言葉に、凛はぱあぁぁぁぁ、と明るくなり、『―――本当に?』と、嬉しそうにしている。

天然ボケだ。

こいつ―――。

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