―――ファッション―――

彼はずっと好きで在り、彼女と両親と一緒に、色々な話しをしていた。この二人は一緒に住む事になり、両親は喜んでいた。彼はワインを貰うと、凛の父親と一緒に、晩酌をしていた―――。父親に誘われ、赤と白ワイン、両方飲む事になり、ちょっとずつ貰った。
『―――偶には・・・晩酌はどうだ？いいもんだろう？お前は―――生まれた時から、気に入っていたからね。娘の事は・・・余程、可愛く見えたんだね・・・』
『―――はい・・・彼女を見た途端、この子を嫁にしたい、そう思っていたんです。』
両親は眼を丸くすると、『―――そう・・・でも、凛が結婚蹴らなくて、良かったわ。あの子・・・最近、素直に気持ちを言ってくれるように、なったから。とても驚いているの―――。』と母親は言った。彼女は恥ずかしそうな顔をしており、『―――あぁぁぁ・・・私も・・・お酒、飲みたぁい・・・』と叫んでいた。
彼女はシャワーを浴びた後、布団に入ろうとした。だけど、寝る前から、お酒に興味があり、飲んでみたい。そう思った。
『―――お酒は・・・ダメよ・・・ウーロン茶があるから・・・って、まだまだ子供ね―――。正樹君・・・此の子の面倒見るのは、大変の様だわ・・・』
『――-大丈夫です・・・それは、小さき頃から、分かっている事ですから―――。』
彼女はウーロン茶を飲み、ふーっ、と、一息吐いた。

―――ウーロン茶も・・・悪くない・・・か・・・