―――ファッション―――

―――それから、バイトをいつもの様に、接せと働いており、夏用セールを行っていた。御店には、数えきれない人のお客様がおり、完売してしまった洋服もあり、菜月はその服を裏部屋から、出してくるように言われ、彼女は素早く行った―――。
高橋直哉もセールを行っていると、マイクで宣伝している。バイトをしながら、勉強をしていた。
ボタンの付け方、見栄えの良く見え方等、バイトしているだけでも、勉強になる事が分かった。
お客様に品物を見せると、『―――この・・・品物と・・・このサイズですよね？』と確認する。凛はスカートもパンツも好きで、結構、チェック柄が良い。凛はずっと直哉が好きで在り、一緒に働ける男性が欲しかった。迷っていた、あれから、自分はどうなるか、分からなくなった―――。
彼女は正樹に振られてしまい、高橋直哉に慰めて貰っていた。セールであり、新商品を買ってみたくなってしまい、とても大好きだった。アパレルのファッションショーを、必死に勉強していた。
『―――私にとって・・・価値はなんだろう？私の事・・・馬鹿にしているの？』
以前、彼女はクラスの人に、言ってみた事があり、凛は一緒に直哉と帰る事になった。直哉は彼女が好きで在り、彼の絵はとても綺麗で、ずっと好きだった人と、幸せになりたい、そう思った。
幸せとは、何だろう―――凛は人の温もりを感じる事でもあり、優しさに触れたり、安心出来たり、癒されていたり、色々と、凛はずっと好きだった人を、裏切りたくなかった。
『―――やっぱり・・・私・・・正樹も大事だった・・・私の所為だ―――。もう会えないの？』

―――なら・・・正樹の分まで・・・幸せになるからね。