―――ファッション―――
―――あれから―――
彼等は一緒に行く事になり、男の子も付いてきた。直哉と皆川という男の子は、一緒に付いていく事になり、彼等は彼女達の服はとても綺麗な洋服でもあり、友達と彼氏と一緒に居たいのは当たり前である。アメリカの服はずっと好きでもあり、時々、買っているから、大きさが重要でもある。
日本の服が一番良くて、貧しい人々に提供しようと思いだした。そうすれば、誰もが幸せになれる。難民の人たちは、服すら買えない。だから、無料で提供してみようかと、思っていた―――。
赤い服を着たくて、スーツの所に行き、いつか、この服を着たい、そう思っていた。だけど、それはもう少し時間が経ってから、社会人になってからにしなさい。今時、スーツなんて着ないわよ。
今、緑の服があり、セーターだった。凛と直哉とマリアと皆川は彼氏付きで、利恵ちゃんは、好きな人に振られてしまい、ぽっかりと、穴が開いている気持ちになり、黙っていた。利恵ちゃんの彼氏は浮気をしており、女房がおり、彼女はいつか、見てしまった。子供と奥さんを連れている、まるで家族そのもの―――。
『―――利恵ちゃん・・・元気出して・・・この先、良い人に・・・出会えるわよ・・・』
『―――そうよ・・・あんな人、捨てて良かったのよ・・・』
其の言葉に、利恵はじわっと涙を浮かべると、マリアが抱きしめてあげた。生田マリアはハーフであり、日本語と米国語が喋れる筈だ。今、彼女は―――利恵は泣いており、『―――悔しい・・・悔しい・・・』

―――返して・・・返して・・・

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