夫婦、始めました!
奇跡
‐翌日
「…はい、はい、わかりました。
では、失礼します」
杏璃(あんり)はひまわり幼稚園に電話をしていた。
電話を切ると、
「ひーちゃん、幼稚園に行けるよ!」
陽茉莉に笑い掛けた。
お人形遊びをしていた陽茉莉の手が止まる。
「幼稚園に行けるの!?」
「そう、決まったの!」
「やった~!」
幼稚園に電話をして、二次募集をしていないか問い合わせしたところ、ひと枠だけ空きがあり、面接をしなくても奇跡的に入園出来る事になったのだ。
「利夫(としお)にもメールしないと…」
杏璃はスマートフォンをポケットから取り出すと、利夫に陽茉莉の幼稚園が決まった事をメールした。
「…はい、はい、わかりました。
では、失礼します」
杏璃(あんり)はひまわり幼稚園に電話をしていた。
電話を切ると、
「ひーちゃん、幼稚園に行けるよ!」
陽茉莉に笑い掛けた。
お人形遊びをしていた陽茉莉の手が止まる。
「幼稚園に行けるの!?」
「そう、決まったの!」
「やった~!」
幼稚園に電話をして、二次募集をしていないか問い合わせしたところ、ひと枠だけ空きがあり、面接をしなくても奇跡的に入園出来る事になったのだ。
「利夫(としお)にもメールしないと…」
杏璃はスマートフォンをポケットから取り出すと、利夫に陽茉莉の幼稚園が決まった事をメールした。