子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
私は段ボール箱を持って、リビングに戻った。
「!?」
「あ・・・私と拓郎の想い出の品々と言うか…」
「ふうん・・・」
「…富貴子…筒見社長に悪いんじゃないのか?拓郎のモノを渡すなんて…」
「でも・・・処分できなくて…」
「いいですよ・・・石村さん…此処で拓郎さんの話を沢山訊きましたが、家に帰って…凛香に色々と拓郎さんの話を訊きますので…拓郎さんは俺の片割れみたいな存在です…邪険には出来ません」
「筒見社長…」
嫉妬深く、独占欲の強い柊也さん。
拓郎に対しては一番ライバル心を燃やしていたはずなのに、拓郎と双子だと判明した今は妙に親近感を持っていた。
「!?」
「あ・・・私と拓郎の想い出の品々と言うか…」
「ふうん・・・」
「…富貴子…筒見社長に悪いんじゃないのか?拓郎のモノを渡すなんて…」
「でも・・・処分できなくて…」
「いいですよ・・・石村さん…此処で拓郎さんの話を沢山訊きましたが、家に帰って…凛香に色々と拓郎さんの話を訊きますので…拓郎さんは俺の片割れみたいな存在です…邪険には出来ません」
「筒見社長…」
嫉妬深く、独占欲の強い柊也さん。
拓郎に対しては一番ライバル心を燃やしていたはずなのに、拓郎と双子だと判明した今は妙に親近感を持っていた。