子連れシンデレラ(2)～スパダリ社長の独占欲は極上の愛～

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「昨日はすいませんでした。黒沼さん」

「いえ…子作りも凛香さんにとっては大事な仕事ですから…」

黒沼さんに言葉に頬が染まる。

「それよりも凛香さん…俺を見る社長の目が怖いのですが…何がありました？」

「え、あ…」

やはり、ちゃんと柊也さんと答えれば、良かった…そうすれば、黒沼さんにも迷惑がかからなかった。
「黒沼!!お前が副社長にこの書類、持ってけ！！」

「色々とあって…すいません…黒沼さん」

「・・・はいはい…行きます。行きます」
喚き散らす柊也さんを宥めながら黒沼さんは書類を受け取り、副社長室に行った。

「黒沼と内緒話とは…」
「私達は別に…本当に柊也さんが独占欲が強いですね…」

「今に始まったコトじゃないだろ？」

「そうですけど…」

「・・・コーヒーのおかわり頼む」

「承知しました」