子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
黒沼さんはスマートフォンを奪い、私に代わって母と話をした。
「初めまして…私は筒見社長の秘書を務めています…黒沼です。凛香様のお母様でいらしゃいますか?申し訳御座いませんが、凛香様はお金の工面できなかったもので、送金は出来ません…今後一切、凛香様に対してのお金の無心は止めて頂くようお願いします」
黒沼さんはそう言い捨てて、通話を一方的に切った。
「黒沼さん!!?」
「…貴方が言えなかったコトを私が言ったまでです…」
「…私にとってたった一人の…」
「…知っていますよ…でも・・・このままズルズルとお金だけの関係を続けていくつもりですか?」
「それは…」
「・・・貴方の母親は貴方のコトをATMにしか見てませんよ…私の父親もそうでしたから・・・」
「黒沼さん!?」
「…『LINE』はブロックなさい。凛香様…貴方の家族は柊也様と玲也様の二人でいいじゃないですか…」
「初めまして…私は筒見社長の秘書を務めています…黒沼です。凛香様のお母様でいらしゃいますか?申し訳御座いませんが、凛香様はお金の工面できなかったもので、送金は出来ません…今後一切、凛香様に対してのお金の無心は止めて頂くようお願いします」
黒沼さんはそう言い捨てて、通話を一方的に切った。
「黒沼さん!!?」
「…貴方が言えなかったコトを私が言ったまでです…」
「…私にとってたった一人の…」
「…知っていますよ…でも・・・このままズルズルとお金だけの関係を続けていくつもりですか?」
「それは…」
「・・・貴方の母親は貴方のコトをATMにしか見てませんよ…私の父親もそうでしたから・・・」
「黒沼さん!?」
「…『LINE』はブロックなさい。凛香様…貴方の家族は柊也様と玲也様の二人でいいじゃないですか…」