子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
私は澪さんが食べ終わるのを待って、一緒にオフィス棟に戻る。
柊也さんと桜木さんの二人が前方から歩いて来た。
二人は私達に気づき、足を止め、柊也さんが私に話し掛けて来た。
「見慣れないツーショットだから驚いたよ…凛香。澪さんといつの間に仲良くなったんだ?」
「あ、最近と言うか…」
「知ってました?桜木さん」
「・・・えぇ、知ってましたよ…」
柊也さんは私達を好意的に見ているけど、桜木さんは逆に鬱陶しそうに口許を曲げる。
「知らないのは俺だけか?」
「…そのようですね…」
「…俺は先に行きますよ…社長」
「あぁ」
桜木さんは澪さんに鋭い視線を向けながらエレベーターホールへと足早に歩いて行った。
柊也さんと桜木さんの二人が前方から歩いて来た。
二人は私達に気づき、足を止め、柊也さんが私に話し掛けて来た。
「見慣れないツーショットだから驚いたよ…凛香。澪さんといつの間に仲良くなったんだ?」
「あ、最近と言うか…」
「知ってました?桜木さん」
「・・・えぇ、知ってましたよ…」
柊也さんは私達を好意的に見ているけど、桜木さんは逆に鬱陶しそうに口許を曲げる。
「知らないのは俺だけか?」
「…そのようですね…」
「…俺は先に行きますよ…社長」
「あぁ」
桜木さんは澪さんに鋭い視線を向けながらエレベーターホールへと足早に歩いて行った。