子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
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「吉良CEOが宿泊される前に防災マニュアルの見直しが出来て良かったと思いますよ…筒見社長」
管理システム室に偶然、仕事で居た俊吾さんがエレベーターの管理会社のサポートセンターに自ら連絡を入れ、色々と動いてくれた。
「本当になんてお礼言えばいいのか…」
「俺は大したコトしてませんよ」
「…ママ、ただいま」
私の代わりに玲也を迎えに行ってくれた黒沼さんが戻って来た。
「…玲也の幼稚園も電気消えた??」
「うん…かみなりのおちるおともきこえて、こわかった・・・」
玲也は怖い思いを思い出し、甘えるようにギュッと私に抱きついた。
「吉良CEOが宿泊される前に防災マニュアルの見直しが出来て良かったと思いますよ…筒見社長」
管理システム室に偶然、仕事で居た俊吾さんがエレベーターの管理会社のサポートセンターに自ら連絡を入れ、色々と動いてくれた。
「本当になんてお礼言えばいいのか…」
「俺は大したコトしてませんよ」
「…ママ、ただいま」
私の代わりに玲也を迎えに行ってくれた黒沼さんが戻って来た。
「…玲也の幼稚園も電気消えた??」
「うん…かみなりのおちるおともきこえて、こわかった・・・」
玲也は怖い思いを思い出し、甘えるようにギュッと私に抱きついた。