子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
柊也さんはもう一度、吉良CEOが宿泊される部屋とパーティーが催される会場と料理をチェック。
粗相の許されないVIP客。
妻としては吉良CEOがアメリカに帰られた後、心労で倒れないか心配だった。
「悪いな…凛香」
「いえ」
急にネクタイを変えると言って、二人で部屋に戻った。
柊也さんは緊張で手が震えて、ネクタイが結べないと言い出す。
私は彼の再度選んだネクタイを首許に回して、結ぶ羽目になった。
普段は彼任せにしているから、私も上手く結べなかった。
「ゴメンなさい…上手く結べなくて…」
時間だって差し迫ってるのに。
私の手も焦りで震え出す。
ようやく納得のできる結び方が出来た。
私が安堵の息を漏らすと柊也さんの両手が私のカラダに伸びて来る。
「し、柊也さん!?」
「少し抱き締めさせてくれ…凛香」
「柊也さん!?」
粗相の許されないVIP客。
妻としては吉良CEOがアメリカに帰られた後、心労で倒れないか心配だった。
「悪いな…凛香」
「いえ」
急にネクタイを変えると言って、二人で部屋に戻った。
柊也さんは緊張で手が震えて、ネクタイが結べないと言い出す。
私は彼の再度選んだネクタイを首許に回して、結ぶ羽目になった。
普段は彼任せにしているから、私も上手く結べなかった。
「ゴメンなさい…上手く結べなくて…」
時間だって差し迫ってるのに。
私の手も焦りで震え出す。
ようやく納得のできる結び方が出来た。
私が安堵の息を漏らすと柊也さんの両手が私のカラダに伸びて来る。
「し、柊也さん!?」
「少し抱き締めさせてくれ…凛香」
「柊也さん!?」