子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
私は目立たぬようネイビーのドレスに身を包み、ストラップがクロスしているデザインが可愛くて思わず衝動買いした水色のハイヒールを履いた。
もう少し派手な色でもいいんじゃないかと柊也さんが言ったけど。
下手に目立つと寿々子さんと尚さんに後から何言われるか分かったもんじゃない。
「来たわよ…凛香」
「あ…紗羅さん…」
「こんばんわ」
紗羅さんの隣には旦那様の周防佐久也さんが立っていた。二人ともドレスコードで、腕を組み仲良く登場する。
「あれ?朔斗君は居ないの?」
「うん。ゴメンね…朔斗はお爺ちゃんの家でお留守番してるの…」
仲のいい朔斗君が居ないのを寂しがる玲也を宥めるように紗羅さんが頭を撫でた。
「朔斗君には幼稚園会えるじゃない…」
「そうだけど…寂しい…」
「わがままを言うんじゃないぞ…」
私達の元に柊也さんが来た。
玲也よりも少し大きめの小学生ぐらいの男の子を連れていた。
「彼が吉良CEOのご子息の駿介君。紹介するウチの息子の玲也だ」
「よろしく…玲也君」
さっきまで朔斗君が居なくて、寂しがっていた玲也の顔に笑みが戻る。
もう少し派手な色でもいいんじゃないかと柊也さんが言ったけど。
下手に目立つと寿々子さんと尚さんに後から何言われるか分かったもんじゃない。
「来たわよ…凛香」
「あ…紗羅さん…」
「こんばんわ」
紗羅さんの隣には旦那様の周防佐久也さんが立っていた。二人ともドレスコードで、腕を組み仲良く登場する。
「あれ?朔斗君は居ないの?」
「うん。ゴメンね…朔斗はお爺ちゃんの家でお留守番してるの…」
仲のいい朔斗君が居ないのを寂しがる玲也を宥めるように紗羅さんが頭を撫でた。
「朔斗君には幼稚園会えるじゃない…」
「そうだけど…寂しい…」
「わがままを言うんじゃないぞ…」
私達の元に柊也さんが来た。
玲也よりも少し大きめの小学生ぐらいの男の子を連れていた。
「彼が吉良CEOのご子息の駿介君。紹介するウチの息子の玲也だ」
「よろしく…玲也君」
さっきまで朔斗君が居なくて、寂しがっていた玲也の顔に笑みが戻る。