子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
一抹の不安
二日目三日目は何事もなく過ぎていき、吉良CEOファミリーは当ホテルのサービスにご満悦の様子でアメリカに帰国して行った。
その日の晩、柊也さんは高熱で倒れ、『東亜医科大付属病院』に入院した。
「具合はどうですか?柊也さん」
「大丈夫だ・・・」
私と玲也、黒沼さんの三人で彼を見舞った。
「昨日よりは顔色もいいですね…社長」
「・・・まさか…倒れるとはな…」
「貴方のカラダは大病を患い、無理の出来ないカラダです…だから、気を付けないと」
「黒沼…」
柊也さんは上体を起こし、軽く息を付き、前髪を掻き上げた。
「パパ、ほんとうにだいじょうぶ?」
「大丈夫だ…玲也…お前にも心配掛けたな…」
柊也さんは玲也の髪を優しく撫でる。
その日の晩、柊也さんは高熱で倒れ、『東亜医科大付属病院』に入院した。
「具合はどうですか?柊也さん」
「大丈夫だ・・・」
私と玲也、黒沼さんの三人で彼を見舞った。
「昨日よりは顔色もいいですね…社長」
「・・・まさか…倒れるとはな…」
「貴方のカラダは大病を患い、無理の出来ないカラダです…だから、気を付けないと」
「黒沼…」
柊也さんは上体を起こし、軽く息を付き、前髪を掻き上げた。
「パパ、ほんとうにだいじょうぶ?」
「大丈夫だ…玲也…お前にも心配掛けたな…」
柊也さんは玲也の髪を優しく撫でる。