アクマの果実
「今日からこのクラスの仲間になる、
秌場ツカサくんです。」
「はじめまして。」
クラスがざわつく。
一瞬、中性的な顔だから女子かと思ったが。
制服的に、男子だ。
うわ...美少年。
これは、ますます女子が騒がしくなる。
...と。
その少年と、私と目が合った気がした。
...まあ、たまたま目をやっただけだろうな。
でも、
なんだか私も見たことあるような気がする。
なんて気のせいか。
で、そんな転校生の紹介をしているときも、
安澄くんは何やら難しそうな本を読みっぱなし。
もう朝読書の時間終わってホームルーム中なんだけどな。
と、思っていると突然顔を上げたので、びっくりした。
...?
それで、さらに、ものすごい目を見張って驚く顔を転校生第二号に向けるものだから二重でびっくり。
やっぱ、知り合いかな?
時期明らかに重なってるしな。
転校生も、その視線に気付いたようだが、難なくスルーした。
...なんだろうこの雰囲気。
ちょっと気になる。
秌場ツカサくんです。」
「はじめまして。」
クラスがざわつく。
一瞬、中性的な顔だから女子かと思ったが。
制服的に、男子だ。
うわ...美少年。
これは、ますます女子が騒がしくなる。
...と。
その少年と、私と目が合った気がした。
...まあ、たまたま目をやっただけだろうな。
でも、
なんだか私も見たことあるような気がする。
なんて気のせいか。
で、そんな転校生の紹介をしているときも、
安澄くんは何やら難しそうな本を読みっぱなし。
もう朝読書の時間終わってホームルーム中なんだけどな。
と、思っていると突然顔を上げたので、びっくりした。
...?
それで、さらに、ものすごい目を見張って驚く顔を転校生第二号に向けるものだから二重でびっくり。
やっぱ、知り合いかな?
時期明らかに重なってるしな。
転校生も、その視線に気付いたようだが、難なくスルーした。
...なんだろうこの雰囲気。
ちょっと気になる。