ずっとそばに 2
「んっ………しょう…ま … 」
可愛い声とともに激しくなるキス。
陽菜の体のことを考えれば、
止めないといけないのはわかっていてもとまらなくて。
いろんな角度から、唇をくっつける。
「っ…う 苦しい………」
陽菜の苦しそうな声でやっと我に返り
ベット横のスタンドライトをつけて、
陽菜の顔を覗き込む。
「ごめん、やりすぎた。大丈夫? 」
「大丈夫…。苦しかったけど嬉しい 」
「俺も、陽菜とキスできて幸せ 」
「じゃあ、もう一回 して? 」
苦しい思いさせちゃったのに、
俺を誘惑するような目。
正直、ものすごく嬉しかった。
でも、今日はこの辺にしないと。
「ダーメ 」
「どうして? 」
「陽菜の体が大事だから。
今日はこのままいっしょに寝るよ ?」
「うん… 」
少しうとうとし始めている陽菜。
すごい眠そうで、布団をかけてあげると、目が完全に閉じてしまった。
俺も眠い………。
陽菜が寝ついたら、資料の整理とかの仕事やろうと思ったけど
今日は陽菜といっしょに寝て、明日朝早く起きてやろう