ずっとそばに 2
「陽菜は何でも美味しそうに食べてくれるから
作りがいがあるな 」
「だって翔馬のご飯は何でも美味しいもん 」
「それは嬉しい。お昼もお弁当作ったから食べてね 」
お弁当まで用意してくれるなんて…
「翔馬、ありがとう。
お昼の時間も今から楽しみ 」
「陽菜が笑顔になってくれて良かった
でも、お昼ご飯ののことばかり考えてないで勉強も頑張って 」
「うん 」
「ま、わかんないところあったら俺が教えるから 」
勉強もついていけるかなり不安だったけど、
心強い言葉によって救われた。
…大丈夫。なんとかなる。
そう思いながら、ご飯を食べた。