今宵、キミが砕け散る


         * * *


 戻ってきた琴ちゃん達。


 星と真紀の顔はスッキリとしていて、見ているこっちが清々しかった。


 東の面子は驚いたように3人を見ていた。

 それもそうだろう。

 星の女嫌いは筋金入りだったからだ。


 姫ちゃんにも必要最低限近づかなかったけど、嫌ってはいなかった。


 それでも、琴ちゃんの手を握って入ってきたら、流石の俺もビックリする。

 


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