シュンの恋外伝1
バレンタイン編2話
2時間目が終わった休み時間シュンは下駄箱に入っていた手紙が誰が書いたのか考えていた。
「う〜む・・・・」
(誰からだろう・・・メグミなら回りくどい事はしないしなぁ〜)
シュンが腕を組んで難しい顔(どんな顔だよ)をしていると山田が話しかけてきた。
「よっ!シュン」
「あ〜山田かぁ〜」
「あ〜じゃないよ〜なに難しい顔してんだ?」
「うん、まぁ〜チョット考え事をね」
「えっ、シュンが考え事?」
「まぁね〜」
「ひょとして、チョコ貰えなかったとか?」
「あ〜いや、それなりに貰えたんだけど〜」
「それなりって・・・何個貰ったんだよ」
山田は、少し近いて聞いてきた。
(近い、近い)
シュンは、少し身体をずらしながら答えた。
「あ〜たぶん12個」
「えぇ〜〜」
山田は、急にデカい声を上げた。
「声デカいって」
「あっ、すまん、でも・・・12個って・・・」
クラスの男子達から冷たい視線がシュンに注がれる。
(なんか、凄い殺気がひしめいている様な)
「まぁ、去年よりは少し多いかな」
「マジかぁ〜〜去年は何個貰ったんだよ〜」
山田は、投げ捨てた様に聞いてくる。
「去年は、たしか・・・10個だったかなぁ〜義理チョコばかりだけど」
「義理でもいいじゃないかよ!」
「あ〜たしかに」
「でっ、何を考え事してたんだ?」
(山田も面倒くさいなぁ〜)
「まぁ〜大した事ではないよ」
「なんか、気になるなぁ〜」
「まぁ、本当大した事ないからさ〜ところでリエさんから貰ったのか?」
「あっ、いや、まだだけど〜」
「そうか、帰りかな?」
「あ〜〜たぶん・・・」
そこにリエが現れた。
「山田君、シュン君、何を話してるの?」
「あ〜シュンは今年は、12個だと」
「ヘ〜〜シュン君、もう12個なんだ〜」
「あ〜まぁ〜」
トイレから戻って来たメグミは優しくシュンを睨んでいた。
『ジトッ!』
(12個ですって〜)
『ブルッ!』
シュンは寒気を感じた。
(あっ、聞かれたかな?)
「でっ、シュン君は、昼休み・・・」
キ〜ン・コ〜ン・カ〜ン・コ〜ン♪ コ〜ン・カ〜ン・キ〜ン・コ〜ン♪
リエが話している途中チャイムがなった。
「山田、リエさん、チャイム」
「あ〜〜」
リエは自分のクラスに戻って行った。
・・・続く・・・
2時間目が終わった休み時間シュンは下駄箱に入っていた手紙が誰が書いたのか考えていた。
「う〜む・・・・」
(誰からだろう・・・メグミなら回りくどい事はしないしなぁ〜)
シュンが腕を組んで難しい顔(どんな顔だよ)をしていると山田が話しかけてきた。
「よっ!シュン」
「あ〜山田かぁ〜」
「あ〜じゃないよ〜なに難しい顔してんだ?」
「うん、まぁ〜チョット考え事をね」
「えっ、シュンが考え事?」
「まぁね〜」
「ひょとして、チョコ貰えなかったとか?」
「あ〜いや、それなりに貰えたんだけど〜」
「それなりって・・・何個貰ったんだよ」
山田は、少し近いて聞いてきた。
(近い、近い)
シュンは、少し身体をずらしながら答えた。
「あ〜たぶん12個」
「えぇ〜〜」
山田は、急にデカい声を上げた。
「声デカいって」
「あっ、すまん、でも・・・12個って・・・」
クラスの男子達から冷たい視線がシュンに注がれる。
(なんか、凄い殺気がひしめいている様な)
「まぁ、去年よりは少し多いかな」
「マジかぁ〜〜去年は何個貰ったんだよ〜」
山田は、投げ捨てた様に聞いてくる。
「去年は、たしか・・・10個だったかなぁ〜義理チョコばかりだけど」
「義理でもいいじゃないかよ!」
「あ〜たしかに」
「でっ、何を考え事してたんだ?」
(山田も面倒くさいなぁ〜)
「まぁ〜大した事ではないよ」
「なんか、気になるなぁ〜」
「まぁ、本当大した事ないからさ〜ところでリエさんから貰ったのか?」
「あっ、いや、まだだけど〜」
「そうか、帰りかな?」
「あ〜〜たぶん・・・」
そこにリエが現れた。
「山田君、シュン君、何を話してるの?」
「あ〜シュンは今年は、12個だと」
「ヘ〜〜シュン君、もう12個なんだ〜」
「あ〜まぁ〜」
トイレから戻って来たメグミは優しくシュンを睨んでいた。
『ジトッ!』
(12個ですって〜)
『ブルッ!』
シュンは寒気を感じた。
(あっ、聞かれたかな?)
「でっ、シュン君は、昼休み・・・」
キ〜ン・コ〜ン・カ〜ン・コ〜ン♪ コ〜ン・カ〜ン・キ〜ン・コ〜ン♪
リエが話している途中チャイムがなった。
「山田、リエさん、チャイム」
「あ〜〜」
リエは自分のクラスに戻って行った。
・・・続く・・・