最後の一夜が授けた奇跡
私の涙の意味を知っている律樹の言葉に私は頷きながら、律樹の背中に手をまわした。

二人一緒なら大丈夫。



律樹の言葉を思いだす。

でも、一緒にいるだけじゃだめだ。


本当の幸せを手にするためには、これから乗り越えないとならない壁がたくさんある。


私も、律樹をちゃんと支えたい。


私との未来を選択してくれた律樹が後悔しないように・・・
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