太陽のように明るい君に。




カタン、と。


前方から小さな音が聞こえ、顔を上げるとそこには下駄箱で靴を履き替える浅野さんの姿。


ドキン、と胸が高鳴るのを感じるが、目の前に居るのはいつも通りお世辞でも可愛いとは言えない地味な姿で


俺は小さく「浅野さん」と声を掛け、無意識にこう言ったんだ





「俺と付き合ってください!」





無意識に自分が言ってしまった言葉に自身でも目を見開き、

違う、友達になってって言おうとした...と、訂正の言葉を述べるよりも早く



「はぁ──────!?!?」


隣に立つ翔含む、校舎入口付近に居た生徒が全員口を揃えて絶叫を上げた


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