太陽のように明るい君に。



私がそう言うと、イヤリングのほうを私に差し出して雪は満足そうに笑った

雪とお揃いだ、嬉しいな


2人でアクセサリーのお会計を済ませ、その後は洋服や雑貨屋さん、色々なお店を見て回って


気付けばもう12時を過ぎていた


お腹が空いた、ということになり、2人でどこか食べられるところを探すことになった


「海羅、ちょっと待って」


雪はそう言って、何やらスマホを弄りながら私の動きを止めた
どうしたんだろう、と首を傾げていると




「海羅!」




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