太陽のように明るい君に。



え...、とそっぽを向かれてしまったことに、ズキンと胸が痛み、俯いた
そんな私を見た暁くんは「違う!」と咄嗟に大きな声を出した

その声に驚いた私が顔を上げると、


「その、...

可愛い、から」


暁くんは照れたように顔を赤くし、それを隠すように腕で顔を覆って、再びそっぽを向いた


【可愛い】


暁くんの言葉に、そして暁くんが照れるから、私の頬まで紅潮してきてしまい

そんな私と暁くんの様子を


雪と山本くんは微笑ましそうに眺めていた




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