太陽のように明るい君に。



砂浜にレンタルしたパラソルを立てて、そこにレジャーシートを敷き

荷物を置いてから私たちは海に入ることにした


「あれ、海羅浮き輪?」


1人だけ浮き輪を持つ私に気付いた暁くんはそう聞いてきて、泳げないことを伝えると


「ははっ、可愛いな」


とまたまた甘い言葉を呟いた

本当、暁くんの言葉に振り回されてばっかりだよぉ...


浮き輪を抱えたまま海に入っていくと、太陽に照らされた水は少し生ぬるかった



< 119 / 196 >

この作品をシェア

pagetop